2012年01月15日

フェルメールからのラブレター展

 Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)で3月14日まで開催されている「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。

15-01-loveletter-vermeer.jpg 15-02-lady-writing.jpg


(左)ポスター
   目玉はフェルメールの三作品ですが、この展示会のテーマは「手紙に関するものが描かれた17世紀オランダ絵画」なので、色々な画家の作品が展示されています。

(右)フェルメールの「手紙を書く女」
   フェルメールといえば、「青」の印象が強かったので、黄色は珍しいかな?と思ったのですが、ベルリン国立美術館が所蔵する「真珠の首飾りの少女」が着ているガウンと全く同じらしいです。
   ちなみに、「真珠の首飾りの少女」は国立西洋美術館で6月13日から開催される「ベルリン国立美術館展」で見られる予定。

15-03-girl-readingletter.jpg 15-04-with-hermaid.jpg


(左)同じくフェルメールの「手紙を読む青衣の女」
   こちらの作品は、修復を終えて世界に先駆け、日本で公開。
   
(右)「手紙を書く女と召使い」
   この絵を見るのは2回目なのですが(2008年に東京都美術館で開催されたフェルメール展で来日)、3作品の中で一番好きなのはこの絵です。
   他のニ作品に比べて、この作品の力の入れようが違う気がするのは、私だけですかね。

15-05-tridk-tramp.jpg


 フェルメール以外の作品のポストカードはあまりそろっていなかったのですが、その中からフランス・ファン・ミーリス(1世)とヤン・ファン・ミーリス(?)の「手紙を読む女とトリック・トラック遊びをする男たち」
 
 意味深な笑みを浮かべる女性の表情が、目を惹く作品です。

 金曜日の夜間延長の時間帯に行ったのですが、思ったほど混んでいませんでした。
 まだ始まったばかりなので、これから混むかもしれません。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 美術館・博物館

2012年01月09日

「扇の美」展

 浮世絵 太田記念美術館(東京・原宿)で、1月26日まで開催されている、「鴻池コレクション 扇の美」展に行ってきました。

 実は当初行くのを予定していなかったのですが、別の美術館へ行く通り道だったので、ついでに寄ってみただけという(汗)。

 ただ、期待していなかった分、新たな発見や勉強になることが多かったです。
 
10-01-ootakinen.jpg


 美術館の外観。これだけ見ると、本当に原宿にあるとは思えません。

10-02-ougi.jpg


 展示のポスター
 
 ちなみにこの美術館、靴を脱いでスリッパで鑑賞します。
 1階と吹き抜けのある2階の展示室のみ(たまに地下でも展示することがあり)で、なんとなく、庭のない畠山記念館といった感じです。

 そして、だいたい会期が短いです。 
 ドラマのワンクールより短いですね。今回の展示も1ヶ月もやらないという。
 そのせいか、他の美術館でポスターが貼られているのをほとんど見かけることもなく、チラシも置いてないです。
 
 そういうわけで、今回の展示は

 休日なのに、とても空いてました。

 展示の内容が良かったので、ちょっともったいない。

 そして、そう、ポストカードも販売していないので、画像を紹介できず。文書のみです。

 扇の観賞ポイント(?)
 1.折れる部分を意図した構図。
   人物画であれば、山折り部分に顔がこないようにするらしいです。
   山折り部分は手前に見え、逆に谷折り部分は遠く見えるので、その遠近感を利用した構図を描いているとのこと。

 2.要にも注目。
   扇の骨を留める「要」。 
   そうよく、「肝心かなめのー」とか言う、あのかなめです。
   小さいので気づかないですが、絵にあわせて色や形がそれぞれ違うので、そちらも注意してみていると、面白かったです。

 3.表と裏の模様
   扇の中には、表だけではなく、裏にも絵が描いてあるものもありました。
   表と裏で図柄をあわせているものもあれば、全く違う場合もあり、それぞれ個性的で楽しめました。

  私の好きな「十二ヶ月花鳥図」を描いた酒井抱一画の扇も展示してありました。
  扇に仕立ててから、直接描いた作品でしたが、即興で描いたものでもきれいでした。
   
 この美術館に行ったあと、本来お目当ての美術館に行ったのですが、同じ私立の美術館でも、財力の差(?)で、まぁ、いろいろ違うのかなと思った次第でした。

 お金がある方(?)の美術館の話は、また後ほど。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 美術館・博物館

2012年01月02日

1月分壁紙更新

 壁紙を1月仕様に変更しました。

 花の方は牡丹、もうひとつは、熊谷市にある妻沼聖天山(めぬましょうてんざん)の本殿の彫刻です。

02-01-tousyukou.jpg


 「冬紅光」の全体。
 1月の花で、赤い色のものというと、牡丹か梅しか思い浮かばなかったのですが、梅はいい写真がなかったので、牡丹。
 
02-02-syoutenzan.jpg


 妻沼聖天山本殿の全体。

 正面の彫刻は、琴、囲碁、書および絵をたしなむ人々を題材にした「琴棋書画」と呼ばれるもので、江戸時代には中国の風物を伝える画題として多く用いられたそうです。
 
 奥の方の彫刻もすばらしくて、左甚五郎(日光東照宮の眠り猫が有名)作があるといわれているそうですが、真偽の程はわかりません。
 ただし、彫刻を見ようと思ったら、入場料がかかります。

 最寄り駅は、JR崎線の籠原駅か熊谷駅ですが、駅から遠いので、行くとしたら車かバスですね…。
 私はイベントをやっている時に、無料のシャトルバスで行きましたが、本数が少ないので、他の目的地から歩きました。

 花の方は「赤」、もうひとつは、「模様」がテーマでしたが、今月で終わりです。
 来月からは違うものになりますが、ちょっとネタ切れ…。う〜ん。
posted by 晶 at 00:00| Comment(3) | 更新

2012年01月01日

2012年の始まり

 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

01-01-dragon-un.jpg 01-01-dragon-a.jpg


 辰年ということで、狛犬ならぬ狛辰。

01-01-shinmeii-shrine.jpg


 全体はこんな感じです。

 みんなが、良い一年を迎えることができますように。
 
 サイトは、絵サイトのはずなのに、まったく更新されてない状態で〜 えーと、たぶんこのまま…。
 とりあえず、五周年記念絵を頑張ります!
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 日記

2011年12月31日

2011年終了

 あと数時間で2011年も終了ですが、一年間お世話になりました。
 
 来年も間違いなく、ゆるゆるを通り越して停滞気味…。いやいや五周年を目指して頑張ります。
 
31-u-doshi-finish.jpg


 ぎゅうぎゅうです。

 それでは、良いお年を!
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 日記

2011年12月19日

2011年クリスマスツリー&イルミネーション特集

 今年のクリスマスは三連休ですね。
 三連休だろうが何だろうが、ロマンチックな事とは無縁な生活を送っている私なので、今年も一人でイルミネーション巡りをしました。

 いや、正確に言うと、一箇所だけは二人で行きました。女友達と。

 せっかく行ったのに、ひとりで写真を眺めているだけなのは寂しいので、とりあえずブログに載せてみます。
 今回は、ひとりで巡ってみました編。

19-01-p-lumine-xmast.jpg 19-02-p-tobu-xmast.jpg


(左)LUMINE池袋店のクリスマスツリー
   白い羽がポイント。白鳥の湖がモチーフのようです。

(右)東武百貨店池袋店のクリスマスツリー
   王道の金の豆電球と赤の飾りです。

19-03-p-esola-xmast.jpg 19-04-p-gardenplace-xmast.jpg


(左)esola池袋のクリスマスツリー
   白が基調で、洗練された印象です。

(右)恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスツリー
   こちらも金と赤で王道な感じです。

19-05-p-atre-xmast.jpg 19-06-p-cocoon-xmast.jpg


(左)アトレ恵比寿店のクリスマスツリー
   ステンドグラスをイメージしたと思われる、飾りが特徴。

(右)さいたま新都心のコクーンのクリスマスツリー「星が降る山」
   内部に入ることができるのですが、中はすごいことに。

19-07-p-cocoon-xmast-naka.jpg


 「星が降る山」の内部。
 え、えーと、ディスコ…。

19-08-p-cocoon-illumi.jpg


 駅からコクーンまでのイルミネーション。
 青とピンク。男性と女性?

19-09-p-keyaki-illumi.jpg


 コクーンとは駅をはさんで反対側にある、けやき広場のイルミネーション。
 節電中のため、ときどき点滅しています。

19-10-p-keyaki-house-i.jpg


 けやき広場にある、サーカス小屋みたいな形のイルミネーション。

19-11-s-keyaki-xmast.jpg


 けやき広場のクリスマスツリー
 なぜか建物内の吹き抜けにあります。

 さて、ここからは問題です。たぶん写真の知識が多少ある人には、すぐわかると思いますが、コンパクトデジカメで撮った写真とミラーレス一眼で撮った写真を並べてみますので、どちらがミラーレス一眼か当ててみてください。

■問題1■ 恵比寿ガーデンプレイスのエターナルライト(バカラ製シャンデリア)

19-12-p-eternal-light.jpg 19-13-s-eternal-light.jpg


■問題2■ 六本木ヒルズ展望台のクリスマスツリー

19-14-s-rhills-xmast.jpg 19-15-p-rhills-xmast.jpg


■問題3■ さいたま新都心けやき広場のクリスマスツリー(上から)

19-16-s-keyaki-illu-over.jpg


19-17-p-keyaki-illu-over.jpg


 私の写真の腕の悪さは抜きにして、一般的にはミラーレス一眼の方がきれいに撮れるはず…という常識?は本当なのか。
 実は、私にはよくわからず…。好みの問題もあるかも。では、答え。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 日記

2011年12月18日

セガンティーニ展

 損保ジャパン東郷青児美術館(東京・新宿区)で12月27日まで開催されている、「アルプスの画家 セガンティーニ −光と山ー」展に行きました。

 この展示は、当初4月に予定されていたのですが、東日本大震災の影響で延期になり、巡回後に開催されました。

18-01-giovanni-segantini.jpg


 美術館の入口。
 損保ジャパンの本社ビル42階にあるので、ちょっと美術館というよりは、オフィスみたいな印象です。

 いつものことですが、私はセガンティーニという画家のことは、ほとんど知りません。
 興味があるのは、ただひとつ。
 「アルプスの風景」
 …だったんですが。

18-02-white-goose.jpg 18-03-cross-lake.jpg


(左)白いガチョウ(1886年頃)
   色の中で一番難しいのは、白ではないかと思っているので、この作品は非常にびっくり。

(右)湖を渡るアヴェ・マリア(1886年)
   光と影のコントラストが美しい作品です。

 イタリアにいた初期の頃の作品は、セピアとモノクロに近い色調の暗い絵が多かったので、ポスターの絵の明るい色調とのギャップに戸惑いました。
 明るい色調になっていくのは、アルプスに移り住んだ、中期の頃からのようです。

18-04-live-angel.jpg 18-05-highnoon-alps.jpg


(左)生の天使(1892年)
   色鉛筆とパステルの繊細な印象の絵です。

(右)アルプスの真昼(1891年)
   ポスターになっている絵です。
   とてもはっきりした色を使用していますが、色彩分割手法を取り入れているためか、けばけばしい印象はないです。

18-06-spring-meadow.jpg


 春の牧草地(1896年)
 のどかな風景ですが、どことなく厳しいアルプスの自然を表しているようです。

 後期の絵は、退廃的というか、そういったものを題材にして道徳観を表現しているような作品が多いように感じられたので、個人的には興味がなく(汗)、ポストカードは買いませんでした。

 1時間から1時間半もあれば観賞できるので、ふらりと行くには良い美術館です。
 今回は金曜夜の延長日ではなく、昼間に行ったのですが、結構混んでました。
 ちょっと開催期間が短いのが残念です。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 美術館・博物館

2011年12月10日

月食中

 今、月食がピークですね(23時58分頃まで)
 月食が始まる、ちょっと前にテレビで知ったので、にわかに天体観測してみました。

10-01-fullmoon.jpg 10-02-kakehajime.jpg


(左)月食が始まる前。まんまるです。

(右)少し欠け始めました。


10-03-little-eclipse.jpg 10-04-eclipse.jpg


(左)7〜8割ぐらい欠けました。

(右)完全に地球の影に隠れた状態。 肉眼でもはっきり見えます。

 コンパクトデジタルカメラでもこれだけ撮れるなら、ミラーレス一眼はどうだろう、と試してみましたが、望遠機能がおよばず、全然だめでした。

 もう少し望遠やマクロ撮影が出来ればいいのにな〜と思うのですが、レンズの値段の高さに挫折中(泣)。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 日記

2011年12月05日

「ザ・ベスト・オブ 山種コレクション」展 −前期編ー

 恵比寿駅徒歩10分の山種美術館で開催されている、山種美術館創立45周年記念特別展「ザ・ベスト・オブ 山種コレクション」を見に行ってきました。

 前期(江戸絵画から近代)は、12月25日までです。戦前から戦後の後期は、来年1月3日から2月5日まで開催されます。

 うたい文句が、「教科書で、切手で見た名画、一挙公開!」とのことですが、少なくとも教科書で見た記憶がある絵は一枚もなかった気が…(汗)。

05-01-p-best-yamatane.jpg 05-02-p-hanbyou.jpg


(左)ポスター。
 会期終了間際だと混みそうなので、会期中頃に行きましたが、結構混んでいました。

(右)前期の目玉の一つである、重要文化財 竹内栖鳳「班猫」
   この猫ちゃんに会うのは二回目ですが、触ってみたい衝動にかられる作品です。

05-03-p-spring-sunlight-gar.jpg 05-04-p-firefly.jpg

   
(左)そしてこちらも目玉であり、ポスターになっている、松岡映丘「春光春衣」。
   こちらの絵は、絵葉書だと一部分のみのため、その良さが半減していますが、黒髪の女性二人の着物と桜の花の表現が、とても美しい作品です。

(右)上村松園の「蛍」
   綺麗なお嬢さんに見とれて、題名を見るまで蛍に気づかなかった私…。
   小さい時、祖父母の家の蚊帳で寝たことあるので、ちょっと懐かしい。

05-05-p-feathered-snow.jpg


 同じく、上村松園の「牡丹雪」
 こちらも絵葉書は一部のみ表示されていますが、実物は女性達の上部分に余白があります。
 日本画において余白部分は、とても大きな意味を持っていることが、良くわかる作品です。

05-06-p-cherry-tree-graves.jpg


 最後は、小林古径の 清姫のうち「入相桜」
 「寝所」「日高川」との三枚セットで展示されています。
 蛇に姿を変えて、安珍を焼き殺した清姫の話のラストの場面ですが、清姫の激しい気性と対照的に、安らかな印象の絵です。

 結論。
 「社会的に評価が高い絵と、自分の好きな絵は違うことが多い」
 
 素敵だなと思う絵も沢山ある反面、「なぜこれがベスト??」と思うこともまぁ。
 そう思う私は、まだまだ絵を見る眼がないのか。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 美術館・博物館

2011年12月04日

「ゴヤー光と影」展

 来年の1月29日まで、上野の国立西洋美術館で開催されている、「プラド美術館所蔵 ゴヤ−光と影」展へ行ってきました。

04-01-p-goya.jpg


 金曜日は20時(入館は19時半)まで延長開館しているので、夜に行きました。
 それでも来場している人が、結構いました。

 全体的に素描画が多い展示構成です。
 そして段々崩れていきます。美しい正統派の絵からホラー画に。
 
 数少ない、正統派の絵の中から3点。

04-02-s-maha.jpg


 今回の目玉である、「着衣のマハ」
 服を着ていない「裸のマハ」は今回展示されていません。

04-03-s-parasol.jpg


 「日傘」 明るい色調の作品です。

04-04-s-cats-fight.jpg


 「猫の喧嘩」
 めずらしい題材の絵ですね。ちょっとコミカルな感じを受けました。

 で、全体的な感想。
 「この画家、病んでいる」 
 いや、それは展示会の感想じゃないでしょう〜と言われそうですが、なんだか後半の方は、「病んでる世界へようこそ!」(ちょっと違う)という絵が多かったので、見るのも辛かった気が…。

 ちょっと疲れている時に行ったのが、駄目だったかも。
 この後風邪ひいたのは、展示のせいじゃなくて、単に夜遊びしすぎなだけです。たぶん。
posted by 晶 at 00:00| Comment(0) | 美術館・博物館